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「グリム童話」グリム兄弟 池内紀訳 ちくま文庫

グリム童話は岩波文庫にもありますが、わたしはちくま文庫を選びます。訳が良いからです。一見、荒い訳し方に見えますが、物語の真実をそこなわないという配慮がなされた訳です。おなじみの「ヘンゼルとグレーテル」「赤ずきん」「つぐみひめの王」が見えます。女性の成長に欠かすことのできない物語です。「漁師と女房」などは、日本の高度成長期の物語そのものではないかという気にさせられます。この話はまた、日本的な感性さえ感じさせる話です。