Sekiの本と詩とエッセイのブログ

おすすめ本や自作詩、エッセイなどを載せていきたいと思っています。

「大学・中庸」曽子・子思

「大学」は儒教の初学者のための書。「中庸」は儒教の奥義が書かれた書とされています。「大学」巻頭には、儒教についての構造的な文章が書かれています。「修己治人」というのがその圧縮した表現で、要するに我が身を修め、しかる後に国も治まるようになるという考え方です。「日日新たにして、日日に新たなり。」これは「大学」にある有名な言葉です。古代の人々がいかに充実した日々を送っていたかの証左となるでしょう。「中庸」は「至誠」と「至道」という言葉に重きを置きます。「爵禄も辞すべし、白刃も踏むべし、天下国家も均しくすべし、中庸はよくすべからざるなり。」どんなことよりも、誰でもが当たり前に持っている中庸<常識>の徳をどこまでも堅持するのが最も難しいことなのだというのです。四書の中の二つの古典です。