Hideの本とエッセイと詩のブログ

おすすめ本や自作詩、エッセイなどを載せていきたいと思っています。

「じゃじゃ馬ならし」シェイクスピア

性悪で、手の付けられないような気の強い女が、劇の最後には、素直でどこに出しても恥ずかしくないような立派な女性に変貌するというちょっと有り得ないと思えるような喜劇です。主人公の女は、まさにじゃじゃ馬を絵に描いたような女で、思いつく限りの性悪な悪事をしでかします。この女の教育係を買って出た男は、また、あらゆる手段尽くして馬を調教するようにこの女を教育します。そのとき、彼は、女性本来の自尊心を傷つけるようなまねは決してしません。とうとう教育は成功し、じゃじゃ馬は立派な淑女に変貌します。シェイクスピアのしてやったりという微笑が見えてくるような読み味痛快な喜劇です。