Sekiの本と詩とエッセイのブログ

おすすめ本や自作詩、エッセイなどを載せていきたいと思っています。

「量子力学入門 ー現代科学のミステリー」並木美喜雄 岩波新書

量子力学は、相対性理論と並ぶ現代物理学の知的金字塔です。ミクロの世界における科学及び技術への貢献度は、相対性理論よりも上まわっています。プランク定数h、トンネル効果等、量子論における不思議な現象を懇切に解説してくれます。特に、光の波動性と粒子性の二重性の性質から、物質そのものの波動・粒子の二重性までに拡大されていく理論展開は、目まいを覚えるような知的興奮を感じさせます。意外性と非日常性が交錯する「量子の世界」への案内書です。